■引越し業者のキャンセル料について
複数社から見積りをとった場合、当然お断りをする業者も
出てくるでしょう。
その時、業者によっては「キャンセル料」の事を言ってくる
場合もあると思います。
ここでは、「キャンセル料」に関してのポイントをご説明します。
【ポイント】引越のキャンセルは3日前なら違約金はかからない
まず、一般的に引越しのキャンセル料に関しては、
・引越し日当日のキャンセルは、運賃の20%
・引越し日前日のキャンセルは、運賃の10%
を上限として、業者は請求できる事になっています。
(これは法律で決まっています!!)
ですので、逆にこれ以前のキャンセルであれば、
「キャンセル料」はまず発生しません。
よく、クーリングオフを気にする方がいますが、契約後○○日以内等
引越しの契約には当てはまりませんので、間違えないようにして下さい。
万が一、それでも「キャンセル料」を請求してくる場合は、
『標準引越運送約款(国土交通省告示 第8章 第二十一条) 』に違反
している事になりますので、そこは自信を持って拒絶して下さい。
※但し、既に行なってしまったエアコン工事代等は別途請求の対象と
なります。
たまに大手の業者の中にも、引越約款を知らずに当日キャンセルを
運賃の20%でなく、総額(作業代込)の20%を請求しようとする
ところもありますが、それは法律上違反ですので、
そのような場合は一度しっかりと確認してもらうと良いでしょう。
いずれにしても、後でこの様なトラブルになる事が無い様に
訪問見積り時に、営業マンに
『キャンセルした場合、キャンセル料とかはどうなるんですか?』と
事前にしっかり確認をとっておく事が大切でしょう。